「ストーブ屋」と名乗っているけれど、本当は「煙突屋」と名乗った方がいいのかもしれません。
平成元年にオープンして以来、試行錯誤を重ねてまいりました。最初は、「薪ストーブ」も作りました。しかし、いかんせん鉄板のストーブしか作れません。
鉄板が悪いということはないけれど、ぬくもりが長持ちする鋳物がいいと考え、ストーブ作りはひとさまにお任せすることにしました。
それから、今度は「二重煙突」を作りました。輸入物の煙突は、なにせ重い。施工する立場から、重くて大変だ、とわかりました。軽くて、施工もしやすく、丈夫で安全な、しかも安い煙突はないものか。
探しました。でも、なかなか巡り会わない。
「よし、それなら作ろう!」
と思い至りました。
ここから、自社製煙突を作ろう!という道が始まりました。
外国製煙突は、1,100度までOKとうたっているけれど、両端を密閉したタイプでは、連続使用によって、どんどん表面温度が上昇してしまいます。そこで、内側と外側の間を通気しながら、1,300度の断熱材で充填したところ、とても軽くて、表面温度の低い、しかも安価の煙突が完成したのです。
コストダウンのため、製品の数をある程度絞り込みましたが、それで充分でした。
煙突の施工ができ、不自由はありません。
自信を持って、施工できる、販売できる煙突です。
- ・ 煙突アイテムが少ないので、ひろいだしやすい。
- ・ 溶接管とハゼ折り管の両方の煙突を適宜使い分け可能。
- ・ いろいろな厚みのステンレスで対応できる。
- ・ オリジナル丸トップを使い、鳥よけ網を標準装備。
- ・ 口元煙突は掃除口付きを使うので、高い屋根にのぼらなくても掃除できる。
- ・ 塗装は焼付なので取れにくい。
- ・ シングル煙突と二重煙突はアダプターなしで接続できる。
- ・ ロッキングバンドなしで接続できる。
- ・ 90ミリの差し込みしろで安心。
- ・ 輸入煙突に比べて軽量(二重煙突1メートルで約6キロ)。
- ・ スライド煙突もあるので、特殊な工具なしで施工できる。
- ・ ダンパー(ドラフトの調整のため煙突内部に取り付ける円形のもの)をシングル・ダブル煙突に付けることができる。